よくある質問(コンサートについて)
服装などに決まりはありますか?
どんな服装でいらっしゃるかは、もちろん自由です。肩肘はらずにクラシック音楽を楽しんでいただきたいと思います。
でもホールの中は、やはり非日常的な空間です。せっかくですから、ちょっとおしゃれして来てくだされば、と思います。
開演時間に遅刻した場合はもう入れないのですか?
クラシックのコンサートの場合は、演奏中の扉の開閉による「雑音」を防ぐためと、扉付近のお客様に対する配慮のために演奏中にはご入場できません。
でも遅刻したら入れないというわけではありません。各曲が終わったとき、または、楽章と楽章の間などタイミングを見計らってレセプショニスト(案内係)が誘導いたします。演奏会によっては、演奏曲目の特徴により途中入場できない場合もございますのでご注意ください。
音楽を楽しむためにも、少し時間に余裕をもってお越しいただけるといいですね。
演奏中の写真を撮ることができますか?
肖像権などの問題もありますので、会場内での写真撮影は固くお断りしております。
(フラッシュの光やシャッター音などは演奏者や周囲へのご迷惑になります。)
演奏中にトイレに行きたくなったら?
生理的な現象なので仕方ありませんが、できれば曲が終わるまで、または楽章間にタイミングよくそっと席を立ってくだされば、と思います。
お席に戻る際は、レセプショニスト(案内係)が誘導いたします。
演奏中、咳をしたくなったら?
どうしてもでてしまう咳は仕方ありません。
でも、せめてハンカチや手を口にあてるだけで音はかなり違ってきますので、周りの方に対してちょっとしたお気遣いをして頂ければと思います。
拍手はどこですればよいのでしょう?
クラシックコンサートで一番難しいのが拍手のタイミング。
クラシックの音楽には楽章というのがあって、楽章の間は実はその曲全ての終わりではありません。ここで拍手はしないというのが一応作法になっています。
また、間髪を入れずに拍手するのが良い曲と、かすかな余韻が消え去るまで深く味わう曲があります。後者では、指揮者が動作の力を完全に抜くまで、なにとぞご静聴をお願いいたします。
タイミングが難しいと感じられる方は、周りの人が拍手をしてからゆっくりと拍手をするのもいいかもしれません。
演奏者たちのサインをもらうことはできるのでしょうか?
演奏終了後、サイン会が行われることがあります。主催者受付にてお尋ねください。
演奏者たちに花束を渡すことができますか?
原則として、ラッピングよる雑音を防ぐために、花束をホール内へは持ち込めませんのでご注意ください。
ホール内へ持ち込めない場合は、必ず入り口付近で「花束受付」などが設けられていますので、そちらへ一旦預けください。その後コンサートの終了時に直接お客様から演奏者へ渡すか、受付の主催者から直接演奏者へ届けるかたちになります。
携帯電話をホール内に持ち込んでもよいですか?
マナーモードにしても振動音で周囲の迷惑になってしまいますので、携帯電話をお持ちの方はあらかじめ電源をお切り下さい。また、アラーム機能付きの腕時計をご使用の場合は、アラームセットを忘れずに解除しておきましょう。