〈Kitaraアーティスト・サポートプログラムI〉
幅野由美&笹尾雅代 ジョイントリサイタル Vol.2
「Fairest Isle~美しき英国」
〜美しき英国の歌の調べ ダウランドからブリテンへ〜
- Kitara主催公演アーカイブ
- 小ホール
~開催終了~
イギリスの音楽は、他のヨーロッパの国にはないユニークな歴史を持つ。
エリザベス一世の時代にイギリス・ルネサンス文化の黄金時代があり、パーセルやイギリスに帰化したヘンデルが活躍したバロック時代の後、ロンドンが常にヨーロッパの主要な音楽都市でありながら、イギリスでは長い間、世界的に有名な自国の作曲家が出なかったようだ。
ようやく19世紀後半以降にエルガー、ヴォーン=ウィリアムズ、ホルスト、そしてブリテンなどイギリスが世界に誇る作曲家たちが次々に現れ、19世紀後半から20世紀にかけて、彼らが中心となって自国の音楽を持とうと活動し、それは「イギリス音楽復興(イギリス音楽ルネサンス)」と呼ばれる。
ルネサンス、バロックと近代、いずれの時代も、実に美しい歌の宝庫であり、イギリス声楽作品の歴史をたどりながら、その多彩な魅力を探求したい。
幅野由美、笹尾雅代
- 会場/日時
- 小ホール
2014年12月12日(金曜日)
18:30開場 19:00開演 - 出演
ソプラノ/幅野 由美、笹尾 雅代
ピアノ/赤松 林太郎- プログラム
ダウランド:さあ、もう一度、今やさしい愛が求めている
パーセル:セミ・オペラ「アーサー王」より、
“全ての島にまさる、最も美しき島”
アーン:付随音楽「テンペスト」より、
“蜜蜂が蜜を吸う野を歩けば”
ヘンデル:オラトリオ「サムソン」より、
“輝くセラフィンよ、炎の列となり”
オラトリオ「陽気な人、鬱ぎの人、穏やかな人」
より、“暁が夜に忍び込み”
ヴォーン=ウィリアムズ:オペラ「恋するジョン卿」より、
“グリーン・スリーヴス”
クィルター:「7つのエリザベス朝抒情歌」より、
“もう泣かないで”
「5つのシェイクスピア歌曲」より、
“それは恋人たち”
ギルバート&サリヴァン:オペレッタ「ミカド」より、
“旭日の光芒は”
ブリテン:「イリュミナシオン」より、
“ファンファーレ”、“都市”
オペラ「ピーター・グライムズ」より、
“刺繍のアリア” 他- 料金
全席自由(税込)
一般 3,000円
U25シート 1,000円
※U25シートは1989年以降生まれの方が
対象です。
▼Kitara Club 会員料金▼
一般 2,500円- 公演チラシ