北海道教育大学・札幌大谷大学・Kitara連携事業
Kitaraのサマーコンサート
- Young Artists in Sapporo -
- Kitara主催公演アーカイブ
- 小ホール
〜地元音楽大学を卒業した、次代を担う演奏家たちのデビュー〜
~本公演は終了しました~
Message・・・<それぞれの演奏にかける思い>
デニソフのソナタはサクソフォンの現代曲として、極めて先駆的な意味を持つ楽曲で、クラシックサクソフォンの新たな位置づけをした大変重要な楽曲です。アディオス・ノニーノの作曲者であるピアソラはタンゴの作曲家兼、バンドネオン奏者として名高いですが、彼の多くの作品がサクソフォンのために編曲されています。多くの方々にサクソフォンの魅力を伝えることが出来ましたら幸いです。
富田 果奈
題名には誘惑と付いていますが副題に「ボレロ」とあり、スペインのリズムを巧みに織り込んだ情熱的な恋の歌です。ほの暗い主部と、恋人の素晴らしさを讃えている中間部がパッと明るくなるところの対比を表現できればと思います。“ある晴れた日に”は、誰でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。アメリカ海軍士官ピンカートンの帰りを待ちわび次第に現実味を帯びて、それをうっとりと語る場面を、情熱的に歌いあげたいです。
五十嵐 麻実
今回Kitaraのサマーコンサートという素晴らしい舞台で演奏させて頂くことを光栄に思います。ショパンの幻想曲は小さい頃からずっと憧れ、魅了され続けた曲でした。その曲の良さと、自分がこの曲から受けた想いを皆様に伝えられるように、そして音を「楽しむ」の精神を第一に忘れずに演奏致します。
押切 雄太
今回演奏する曲に出会い、初めて吹いたのは高校生の頃でした。いつか大きな舞台で演奏したいという思いがこのKitaraのサマーコンサートで叶い、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。曲の持つ悲しみや情熱がお客様に伝わるように、また札幌大谷大学の学生として誇りをもって演奏します。
高橋 良輔
R.シューマン作曲、アダージョとアレグロ。ロマンチックで、どこか哀愁の漂う第1部アダージョ。スピード感があり力強い始まりから少し静まりのある中間部を経て、再びエネルギーを高めながら終わりへと向かう第2部アレグロ。終始ドラマチックなこの曲を、オーボエの柔らかな音色と、ピアノとの対話のアンサンブルで存分に表現したいです。
中村 和乃子
今回演奏するアンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズはショパンの作品の中で大変有名な曲です。旋律の優雅さやポロネーズの華やかさ、この曲が持つ様々な表情を多彩な音色で皆様に伝えられるように心を込めて演奏したいと思います。
渡部 美蕗
- 会場/日時
- 小ホール
2014年6月20日(金曜日)
18:30開場 19:00開演 - 出演
〈北海道教育大学〉
ピアノ/渡部 美蕗
オーボエ/中村 和乃子
ソプラノ/五十嵐 麻実
〈札幌大谷大学〉
サクソフォン/富田 果奈
クラリネット/高橋 良輔
ピアノ/押切 雄太- プログラム
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ
変ホ長調 作品22《ピアノ》
シューマン:アダージョとアレグロ
変イ長調 作品70《オーボエ》
ロッシーニ:「音楽の夜会」より”誘惑”《ソプラノ》
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」より ある晴れた日に
《ソプラノ》
デニソフ:アルト・サクソフォンとピアノのためのソナタ
《サクソフォン》
ピアソラ:啼鵬 編曲:アディオス・ノニーノ《サクソフォン》
プーランク:クラリネットとピアノのためのソナタ
《クラリネット》
ショパン:幻想曲 へ短調 作品49《ピアノ》- 料金
全席自由
一般1,500円
U25シート500円
▼KitaraClub会員▼
一般1,000円- 公演チラシ