第3代 ファッサン・ラスロ Fassang László
略歴
任期:2000年9月~2001年8月
ハンガリー出身。リスト音楽院にてオルガン奏者、オルガン教授の資格を取得後、パリ国立高等音楽院にてオルガンをオリヴィエ・ラトリー、ミシェル・ブヴァールに、即興演奏をロイク・マリエに師事。
オルガン作品の演奏に加え、即興演奏の伝統を守ることも重要と考えている。加えて、ジャズや民族音楽などの異なる音楽ジャンルにおいてオルガン演奏を行うことにより、オルガンの可能性を最大限に引き出すことにも力を注いでいる。
帰国後、ヨーロッパを中心に各地で演奏活動を行っている。2004年、シャルトルの国際オルガンコンクールでグランプリを受賞。06年、フランツ・リスト賞を受賞。
現在はブダペストを拠点にヨーロッパ、アメリカ等で演奏・教育活動を行っており、パリ国立高等音楽院では即興演奏も指導している。