ウィリアム・フィールディングの演奏を収録したKitaraオリジナルCD発売!

このたび、第24代札幌コンサートホール専属オルガニスト ウィリアム・フィールディングのオリジナルCDが完成いたしました!

KitaraオリジナルCD
「Voyage à travers les tribunes de Paris~パリの楽楼を旅して」

ウィリアムが幼いころから愛するフランスの音楽家にスポットをあてた作品から、恩師にまつわる曲まで全7作品を収録しました。タイトルの「楽楼」とは、教会で聖歌隊席などとしても使われる階上廊のことを指します。

「パリの教会を巡りながらオルガン曲を楽しむ」をコンセプトに選曲されたフランス・ロマン派のオルガン曲とともに、小さな音楽の旅にでかけましょう。ご自宅でフランス・パリの風を感じられること間違いなしの1枚です。


【ウィリアム・フィールディングよりメッセージ】

札幌コンサートホ-ル専属オルガニストの活動の一環として、Kitaraのアルフレッド・ケルン社製のオルガンで録音したCDをリリースできることを嬉しく思います。日本での1年間を通じて、私はKitaraのオルガンから多くのことを学び成長する中で、オルガンと親密な関係を築き、素晴らしい響きを持つKitaraのホールの中で、できるかぎりオルガンの音色を美しく響かせることができるよう努力してきました。こうして、私の心の内側を表す作品たちを演奏しながら、その音を記録することができるのは、とても幸運なことです。

私の演奏を収録したCD『Voyage à travers les tribunes de Paris~パリの楽楼を旅して』は、フランス・ロマン派オルガン音楽の父、セザール・フランクから、現役の作曲家でありオルガニストでもあるティエリー・エスケシュまで、素晴らしいオルガニストたちに想いを馳せながらパリの壮麗な教会を散歩するように巡るものです。

このCDにおけるもうひとつの重要な要素は、これらの作曲家たちの音楽に重要な影響を与えたフランスのオルガン製作者、アリスティド・カヴァイエ=コルが生み出したオルガンです。Kitaraのオルガンで音色を選ぶ時、私は彼のオルガンをいつも頭に思い浮かべていました。

この1年は、素晴らしい驚きに満ちた日本という国に出会い、生活や文化を学び、自分の音楽性を発展させることができたとともに、言葉では言い表せないほど刺激的な年でした。このCDが、私の人生を変えるような機会を与えてくれた札幌コンサートホールと日本との音楽の絆となることを、心より願っています。

ウィリアム・フィールディング


【演奏】
 オルガン/ウィリアム・フィールディング(第24代札幌コンサートホール専属オルガニスト)

【収録曲】
 フランク:オルガンのための3つの小品より 幻想曲 イ長調
 ヴィドール:オルガン交響曲 第5番 ヘ短調 作品42-1より 第1楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ
 ヴィエルヌ:3つの即興曲より メディタシオン
 デュリュフレ:アランの名による前奏曲とフーガ 作品7
 J.ブヴァール:バスク地方のノエルによる変奏曲
 メシアン:聖体秘蹟への捧げもの
 エスケシュ:エヴォカシオンⅡ

【価格】
 2,000円(税込)


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