第6代 ジャン=フィリップ・メルカールト Jean - Philippe Merckaert
略歴
任期:2003年9月~2004年8月
1980年、ベルギー生まれ。ベルギー、モンスで音楽の勉強を始める。パリ国立高等音楽院でオルガンをオリヴィエ・ラトリー、ミシェル・ブヴァールに師事し、2005年プルミエ・プリを得て卒業。ベルギーではブリュッセルのベルギー王立音楽院にてジャン・フェラーにオルガンを師事し、08年修士号を取得。モンス王立音楽院にてクラシック作曲法を学び、07年修士号を取得。
2007年、フライベルクにおけるジルバーマン国際オルガンコンクール第2位、09年、ブルージュ国際古楽コンクールオルガン部門第2位受賞。
2003年から1年間札幌コンサートホールKitara専属オルガニストを務めた。現在は東京在住で、ソロでの演奏やオーケストラとの演奏で頻繁にコンサートに出演している。11~14年までは所沢市民文化センター ミューズ ホールオルガニスト。那須野が原ハーモニーホールオルガニスト、聖グレゴリオの家宗教音楽研究所講師、片倉キリストの教会オルガン教室講師を務めるとともに、23年4月より、東京芸術劇場オルガニストに就任。
近年、オーケストラ曲の編曲にも力を入れており、ベルギーや日本をはじめ世界各国(フランス、ドイツ、ロシア、香港など)の様々な演奏会で好評を得ている。CDは「ヨハン・ゼバスティアン・バッハ ライプツィヒ手稿からのコラール集(2枚組)」(スイス)、「フランク、ドビュッシー、サン=サーンス オルガン編曲集」(パリ)、「シャルル=マリー・ヴィドール オルガン交響曲 第5番」(那須野が原ハーモニーホール)をリリース。