第9代 ギラン・ルロワ Ghislain Leroy

略歴

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任期:2006年9月~2007年8月

フランス出身。中等教育においてピアノとオルガンと記譜法を学ぶ。

2001~03 年、ルイユ-マルメゾン国立地方音楽院でフランソワ=アンリ・ウバールに師事、各学科首席で卒業。

2004年、ジャン-フランソワ・ジゼルのもと、パリ国立高等音楽院でハーモニー賞を受賞。
リヨン国立高等音楽院ではジャン・ボワイエ、リーズベット・シュルンベルジェ、ルイ・ロビリヤールそしてフランソワ・エスピナスに師事する。

第5回パリ市主催オルガン国際コンクールでグランプリを受賞。この賞によって22歳にして国際舞台へ躍り出た。定期的にフランスの主要な教会でコンサートに出演する他、ヨーロッパやロシアの幾つもの大きなフェスティバルに招待されている。

札幌コンサートホール専属オルガニスト就任中は、演奏家や指導者として活動し、東京(サントリーホール、東京オペラシティ、東京芸術劇場)、大阪、名古屋、金沢などで多数のコンサートを行った。

2016年から19年には、ベルギーのブリュッセル王立音楽院でベルナール・フォクルールを補助するアシスタントしてオルガンクラスを指導。

2022年からは、アミアン地方音楽院のディレクターを務めている。

また、2007年にヨハネス・クライス社が改修を行った、リール大聖堂の象徴的なオルガン(101ストップ)の終身オルガニストも務めている。

レパートリーは17世紀のものから今日のものまで多岐に渡っており、現代オルガン曲の普及にも努めている。