第20代 シモン・ボレノ Simon Bollenot
略歴
任期:2018年9月~2019年8月
1992年、フランス生まれ。ストラスブール音楽院でオルガンや通奏低音、即興演奏などをフランシス・ジャコブ、フィリップ・ルフェーヴル、ダニエル・モレールらに学んだ後、オーストリアのブルックナー私立音楽大学上級課程コースに留学。リヨン国立高等音楽院では、フランソワ・エスピナス、リーズベット・シュルンベルジェらに師事。2017年、フランスの現代作曲家ジャン=ルイ・フローレンツに関する卒業論文で、ソシエテ・ジェネラル社から奨学金を授与される。
これまでに、ルイ・ロビヤール、ミシェル・ブヴァール、イヴ・ラファルグらフランスの著名なオルガニストたちによるマスタークラスを受講。2018年、最優秀の成績でリヨン国立高等音楽院のオルガン演奏の修士号を取得。
在学中は、フランス各地の教会でリサイタルを行うほか、フランス国内のオーケストラや合唱団と共演している。2015年より、フランス・リヨンのアノンシアシオン教会の正オルガニストを務める。また、ラジオ・フランス・モンペリエ・フェスティバルのトークイベントに参加するほか、ジャン=ピエール・ルゲ、ジルベール・アミらフランス現代作曲家との共同制作など、現代音楽の普及活動にも積極的に取り組んでいる。