オルガニストの部屋（2024年5月の記録）
オルガニスト通信
「Kitaraあ・ら・かると」に出演！
ゴールデンウィークの3日間で開催した「Kitaraあ・ら・かると」。ウィリアムさんは全6公演のうち、大ホールの3公演全てに出演しました。
初日の「きがるにオーケストラ」では札幌交響楽団と、2日目の「スプリング・コーラス＆ブラス～中学生スペシャル！」では市内中学校の合唱部・吹奏楽部約300名と共演しました。最終日は司会者によるお話付きのソロ・コンサートで締めくくり、3日間の演奏を無事に終えました。
期間中は天候に恵まれたこともあり、たくさんの方にご来場いただき、ウィリアムさんにとって貴重な体験となりました。
ウィリアムさんが講師を務めました！
5/16（木）に「パイプオルガン特別講義」が行われ、ウィリアムさんが講師を務めました。この特別講義は札幌大谷大学との連携事業として実施しており、毎年音楽を学ぶ学生の方が多数受講されています。
今回の講義テーマは「オルガン演奏における身体の仕組みとその影響」。受講者の皆さまが集中できるようにと、解説時にはスクリーンを使い、デモンストレーション演奏を交えながら講義を進行しました。
一般聴講も可能なこの講義のため、早い時期に定員に達し、当日はたくさんの方々にご参加いただきました。「分かりやすいレクチャーだった」、「とても勉強になった」などの嬉しいお声が寄せられ、ウィリアム“先生”もホッと一安心した様子でした。
北星学園大学のオルガンコンサートに出演！
5/25（土）、北星学園大学で開催されたパイプオルガンコンサートに出演したウィリアムさん。
会場はキャンパス内にある「ウエブスター・グロウブス・ホール」という正式名称の付いたチャペルで、白を基調とした明るく清潔感のある雰囲気がとても印象的です。
この日は、J.S.バッハの「ライプツィヒ・コラール集とオルガン小曲集」やブラームスの「11のコラール前奏曲」などを披露し、チャペルいっぱいにオルガンの美しい音色を響かせました。
ウィリアムさんの
マンスリーブログ
This month has been “normal”, with lots of music and time spent at Kitara and the surrounding area, though coming to the realisation that this year will soon be coming to an end has reminded me of how precious my ‘normal’ day-to-day life is here in Sapporo. Such vibrant colours and floral smells have taken over Nakajima Koen, so I have enjoyed a lot of time reading in the park, and I’m very glad that the boathouse has reopened! I also took my first trip up Mt. Teine on my bike, which was thoroughly exhausting, but worth it for the view! Another highlight was a small jazz bar hidden in a basement near Susukino, where I tasted the owners delicious homemade Sapporo soup curry, and performed some impromptu jazz piano with their fantastic band!
今月は、Kitaraやその周辺で音楽に溢れた時間を過ごす「普通」の月となりました。ですが、考えてみれば1年の任期もまもなく終了するわけで、ここ札幌で過ごす「普通」の日々がいかに貴重であるかに気づかされました。非常に豊かな色や花の香りが中島公園を埋め尽くす中、多くの時間を公園で読書をして過ごしました。貸しボートの営業が再開したこともとても嬉しいです！それから、初めて自転車で手稲山にも登りました。心底疲れはしましたが、それだけの価値がある景色でした！今月のもう一つのハイライトは、地下にひっそりと佇むすすきの周辺の小さなジャズバーに行ったことで、そこではオーナーお手製のおいしいスープカレーを食べ、素晴らしいバンドの皆さんと即興でジャズピアノを演奏しました！
